10/24
Mon
2011
英語力を上げることは、勿論、大切なことです。
でも、漫然と英語力を上げることが、英検1次試験合格にダイレクトに結び付くのでしょうか?
確かに、ずば抜けた英語力を持つ人や、バイリンガルの帰国子女は、合格する確率が高いです。
しかし、その逆も正しいのでしょうか?
つまり、合格する為には、帰国子女並みの英語力を身につけなければいけないのでしょうか?
ここが、英検1級受験者が陥りやすい考え方なのです。
英検1級のトリックを知り、勉強内容をその対策に絞ることで、点数を大幅に上げることが出来るのです。
良く考えて下さい。
TOEIC等の試験と違い、英検は受かるか受からないかです。
実際に英語力があっても、
がんばって努力していても、
英検1級は、試験に受からなければ、意味がないのです。
100かゼロかです。
だったら、英検1級試験のトリックを知り、受かるような勉強法に、今直ぐ変えましょう。
合格に直接結びつかない勉強法は、無駄です。
ここで、実際の英検1級の試験会場でなにが起きているか、お話しましょう。
TOEICと英検 1 級どちらも受験されたことのある方はわかると思いますが、TOEIC の受験者が学生や20代の若者が多いのに対して、英検 1級の一次試験会場には圧倒的に30代以上の受験者が多いのです。
所が、英検1級の二次試験会場になると、やはり20代の人が多いのです。
英検のHPを見ても、合格率は10-20代が高く(12%前後)、その他の年代になるとその半分(6%)にまで下がっています。
そして、その中でも、海外生活経験者(含む・帰国子女)は合格率が高いのです。
これは、何を表わしているのでしょうか。
一部の例外を除いては、英検 1級試験は、帰国子女以外の受験者では、そう簡単には突破できてないと言う事なのです。
何年も日本で英検 1級受験の準備をしても、2~3年海外の学校で勉強をした人にはかなわないという現実があるのです。
英語に接している時間が海外生活経験者の多くは、かなりの実力があり、一次試験に潜んでいるトリックをものともせずに、一次試験に合格出来るのです。
反面、日本に住んでいて、まじめに英検1級一次試験の準備をしてきた受験者は、合格レベルの実力を持っていたとしても、試験のトリックに引っ掛かり、合格点が取れないという現状があるのです。
「では、日本にいては英検 1級の合格は出来ないのですか?」という悲観的な声が聞こえてきそうですが、決して、そうでは御座いません。
貴方の今の実力が、ある程度のレベルに達しているとしたら、後は、英検1級一次試験への理解があれば合格出来るのです。
英検1級一次試験は、とにかく難しいと言われます。
確かに、英検 1級の試験は、準 1級までの試験と違い、試験問題の量も相当多く、出題される単語の難易度も高いものです。100分という長い試験時間の間ずっと、集中して問題を解き続けなければなりません。
しかし、なかなか合格出来ない理由は、問題の難しさだけでは御座いません。
この理由を把握する事が、合格への第一歩となります。
ぜひ、理解して下さいね。
まず1つめは、英検1級対策においては、試験問題の傾向をきちんと分析して、対策を的確に指示する指導法が確立されていないと言う事です。
他の資格試験と比較すると、明確にその差がわかります。
英検だけでなく、語学系の試験では、試験問題についての傾向と対策をきちんと捉えた戦略的な指導法が、残念ながらないのです。
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具体例を上げてみます。
司法試験、司法書士、社会保険労務士、宅建等の法律系資格試験と比較してみましょう。
まず、法律系試験においては、範囲は膨大ですが、出題範囲は決まっています。
例えば、司法書士試験であれば、以下のように試験の内容は限定されています。
(1) 憲法、民法、商法(会社法その他の商法分野に関する法令を含む。)及び刑法に関する知識
(2) 不動産登記及び商業(法人)登記に関する知識(登記申請書の作成に関するものを含む。)
(3) 供託並びに民事訴訟、民事執行および民事保全に関する知識
(4) その他司法書士法第3条第1項第1号から第5号までに規定する業務をおこなうのに必要な知識および能力
それに対して、語学系試験における出題範囲は、どんな分野の文章でも引っ張ってきます。設問はそれこそ無限大です。
一方、法律系試験では、出題範囲が決まっているにもかかわらず、「その出題範囲にあるもの全てを覚えなさい」といった指導は致しません。
それは試験合格という目的からすると、余りにも戦略がなさすぎるし、学習効率が悪いからです。
ですから受験指導校では、範囲の中から優先順位をつけて「これだけは必ず押さえて下さい」という指導するのが一般的です。
それに対して英検1級等の語学試験では、そういう戦略的な指導法は殆どなされていないのが現状です。
何故こう言う事が起こるかといいますと、法律系試験では短期間で合格した人がそのノウハウを公開し、受験生の指導にあたるという方法が確立されているからです。
つまり、受験者の目線にたった指導ができているからです。
それに対して語学試験における指導陣は、既にその語学が堪能が人が指導にあたります。
そうなると、受験生にとってどこがネックになるのかが分からないのです。
だからおしなべて「量をこなしなさい」という指導法になってしまうのです。
更に、英検 1級については、受験者数が少なく、販売数量が望めず、採算ベースに乗らないからか、試験対策教材が余り販売されていません。
ぜひ、書店を覗いてみて下さい。英検のコーナーでは準 1級までは多くの出版社が対策本を出版しているのにもかかわらず、英検 1級関連の本になると極端に少なくなっていることに気付くと思います。
そして、その数少ない英検1級の対策本は、せいぜい過去問題集から頻出単語をピックアップして、それにレベル付けをする程度なのです。
長文読解やリスニングについては、「なるべく多くの文に接しなさい」「なるべく数多くリスニングして下さい。」というに留まっています。
指導する側が戦略を持っていないとしか思えないですね。
だから、受験生のみなさんはその言葉とおりに勉強をしようとします。
数多くの単語を覚えようとし、数多くの文章を読むようにし、数多くのリスニング教材を試そうとし、結果的に無駄な時間を費やしているのです。これは司法書士試験で例えるなら、憲法第一条から順番に暗記していくのと同じくらいに非効率なことです。
無限大の出題範囲の試験を、ただひたすら読む、書く、聞くことだけで試験対策とするのは、非常に効率が悪いですよね。
続いて、合格出来ない2つめの理由です。
英検1級一次試験を難関にしている、もう1つの重要な事実は、この試験にはトリックがあるにもかかわらず、そのトリックについて誰も解説してくれていないと言う事です。
英検1級の試験問題にはトリックがある。しかも、数多く
巷の教材では、とにかく単語を覚えなさい。文章を読みなさい。
リスニングしなさいしか書かれていません。
たしかに教材に書かれているだけのことを本当にこなせば、合格は可能なのでしょうが、それを忠実に実行するには、莫大な時間と労力が必要です。
そして、残念なことに、いくら数多く単語を覚えても、いくら数多く文章を読んでも、いくら数多くリスニングをしても、試験問題に潜んでいるトリックに引っ掛かってしまうと、合格点を取るのは非常に難しいのです。
それでは、この「チェルシー式 英検1級突破講座 一次試験編」の内容を少し、種明かししていきましょう。英検 1級のトリックを、貴方にお教えします。